CSR(野菜チャンネル)

レモン色のオレンジ「湘南ゴールド」

2017年04月07日

丸いレモンのようでもあり大きなユズのようでもある柑橘「湘南ゴールド」は、神奈川生まれのオレンジ。とっても爽やかな香りが特徴です。

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レモンイエローの皮と黄色い果肉を見ると、ちょっぴり酸っぱそうに感じますが、ひとくち食べると、その上品な甘さと程よい酸味に驚かされます。

甘さが際立つ状態で食べたい方は、指の腹で皮に優しく触れ、指に皮が吸い付くような感覚があったら、食べごろ。酸味があるほうが好きな方は、この状態になる前でもおいしく召し上がれます。

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みかんのように手で皮を剥くことができ、薄皮が柔らかいため、とても食べやすい品種。家庭での日々のデザートからギフトまで幅広くお使いいただけます。

そのままはもちろん、ジャム作りにもおすすめ。お客様の中には季節のエディブルフラワー(食べられる花)を散らしたサラダに小さく切った湘南ゴールドを添えたサラダをおつくりになっていました。

鮮やかなレモンイエロー、爽やかな香り、上品な甘さと三拍子そろった湘南ゴールド。3月初旬から4月中旬まで楽しめます。

まるで白桃のようなイチゴ「桃薫」

2017年04月05日

イチゴなのに「桃」と名前がついている「桃薫(とうくん)」は、「これがイチゴ?」と思わせるような淡い桃白色です。

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赤色が当たり前だったこれまでのイチゴのイメージを覆す品種で、香りもイチゴとは一線を画しています。

かじると、ほのかに桃の風味が感じられ、果肉の詰まり具合やみずみずしさが、どこか白桃を思わせる不思議なイチゴです。

「湘南そだち」の完熟イチゴ

2017年04月02日

イチゴ狩りで食べるイチゴはなぜおいしいのでしょう?

同じ赤いイチゴでも、未熟なうちに摘んでから赤く熟したものと、赤く完熟してから摘んだものとでは、その味わいは大きく変わります。イチゴ狩りのイチゴは、真っ赤に熟してから摘み取るからこそ、おいしいのです。

イチゴ狩りに行かなくてもご家庭でその味をお楽しみいただけるのが横浜水信契約栽培「湘南育ち」の完熟イチゴ。

 

赤みが強くぼこぼことした「もういっこ」は、最初にほのかな酸味を感じてから甘みが広がる品種。大ぶりでも中心までしっかりと実が詰まって、食べ応え抜群です。

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“ザ・イチゴ”と言いたくなるような美しい三角形のフォルムの「やよいひめ」は、色味は薄いものの甘みが強い品種。酸味が少なく実が緻密に詰まり、みずみずしくシャッキリとした歯ざわりです。

ちょっぴり小ぶりの「とちおとめ」は多くの方々がご存知の品種だと思いますが、「湘南そだち」の「とちおとめ」は香りが強く、特に、実の中心部から先端にかけての甘さに衝撃を受けます。

このおいしさをお届けできるのは、平塚市の生産者さんの努力あってこそ。気温が上がらない夜にヘッドライトを付けながら摘み取り、朝のうちに出荷していただいているおかげで、イチゴを痛めずに各店舗に並べることができるのです。

生のままで皮ごとおいしい「紅丸きんかん」

2017年04月01日

鹿児島県産「紅丸きんかん」は、甘露煮などの加工用ではなく、そのまま皮ごと生でかじっておいしい金柑です。

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「紅丸」という名前の通り、赤みを帯びた皮が特徴。加工用に比べて大きめで食べごたえ抜群です。

かじると、その皮の薄さにびっくり。果肉のなめらかな舌触りと、口の中に広がる香りとコクは、他の金柑にはない味わいです。

金柑は風邪予防として注目されていますが、栄養価だけでなく、味わいそのものも大きな魅力。「甘露煮しか知らない!」という方は、ぜひ一度は皮ごと生で食べられる金柑の味をお試しください。

4粒のタネから蘇った「佐土原ナス」

2017年03月30日

宮崎県の伝統野菜「佐土原ナス」。

かつては宮崎県では佐土原ナスが主流でしたが、戦後は収量が多く色や形が均一な品種のナスに押され、1980年には食卓から姿を消しました。

それから20年の月日が流れた2000年。

「あの味をもう一度」と、保存されていたタネを蒔いたところ、たった4粒が発芽。再び栽培されるようになった奇跡のナスです。

約30cmもの長く大きな形状で、一般的なナスに比べて種が少なく皮が薄め。熊本県特産の「赤ナス」の原種で、なんと江戸時代から栽培されていたそうです。

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おすすめの食べ方は、焼きナス。火を通すと、舌の上で果肉がとろけるような食感に。柔らかく甘く食べごたえがあり、最高の肉質が評価されています。

輪切りにすると柔らかな果肉の食感を楽しむことができ、縦切りの場合は、身と皮の間の甘みが感じられます。とっても長いナスなので、1本あれば輪切りと縦切りの食べ比べも楽しむことができます。ナスの中でも卓逸したボリューム感と食べごたえで、食卓の主役にもなれる野菜です。

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佐土原ナスは、江戸時代から現代までの壮大なストーリーに思いをはせながら食べると、そのおいしさもひとしお。ちなみに、4月17日は「良(4)い(1)な(7)す」で「なすび記念日」だそう。蘇った幻の佐土原ナス、ぜひお試しください。

湯河原で300年以上続く柑橘農家「嵯峨沢農園」の新柑橘(H27.3)

2015年05月15日

神奈川県足柄下郡湯河原で300年以上続く「嵯峨沢農園」さんを訪問してまいりました。

「嵯峨沢農園」は海に近い、南向きの日当たり傾斜地にある段々畑で柑橘を栽培しています。石垣に覆われた水はけの良い環境で手掛ける品種は40種類位あり、毎年新しい品種にトライしているそうです。

本日のメインはこちら。これから品種登録される新しい柑橘についてです。

水信 野菜チャンネル 新柑橘

この品種は川野夏橙×春光柑の交配を17年余りかさねてようやく品種登録にこぎつけたそうです。見た目や味は川野夏橙という甘夏の在来種を母に掛け合わせている為、甘夏に近い印象ですが甘夏よりも酸味がまろやかで糖度が高く感じられました。また父である春光柑(文旦系)のさわやかな香りも特徴です。

この柑橘は常盤さんのオリジナル品種で収穫量は1t程度と未だ少ないですが、その分の希少価値が高い商品です。今後、甘夏の後継品種としての期待感があり、地元神奈川で生まれ育った柑橘だからこそじっくり丁寧に育成販売していきたいと考えています。

今回は、PR活動として品種名をお客様に公募したいと考えています。地元神奈川で生まれ育った新しい柑橘を生産者である常盤さん自身にお店で商品の紹介をしていただき、愛着心や安心感を深めると共に、新しい柑橘の注目度を集めながら少しづつ認知していただくのが狙いです。

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