横浜中央卸売市場内ではさまざまな種類のフルーツトマトが溢れていますが、その中でも横浜水信のバイヤーが選び抜いたイチオシは愛知県産「麗（れい」。皮が薄くて果肉がもっちり。程よい酸味が高い糖度を引き立てます。「この時期はどんどん味がのっておいしくなってきます」とバイヤーが絶賛する甘いフルーツミニトマトです。

横浜水信全店では「麗」を含む５〜６種類の高糖度トマトを取り揃えていますが、皮が薄いものや、皮が硬くてより糖度が高いものなど、特徴はさまざま。ご要望に応じて横浜水信の野菜ソムリエがおすすめをご案内いたします。お気軽にお声がけください。

露地栽培の温州みかんが終わるこの時期に出てくるのがカリフォルニア産「マーコットオレンジ」。

国産ハウス栽培は高くてなかなか手が出ない…という方にもおいしいみかんをお楽しみいただけます。

少々オレンジのようなツヤ感がありますが、見た目はまさに温州みかん！

風味は若干のオレンジ感はあるものの、手で皮が剥けて薄皮ごと食べられる点はまさに温州みかん！

「輸入物はおいしくないのでは？」と思っている方にはぜひお試しいただきたい柑橘です！

「これが出たらおいしい国産アスパラの季節が来た合図」と横浜水信のバイヤーが言う佐賀県産「アスパラ」。

クリスマス時期に合わせた抑制栽培の場合は、「おいしさ」よりもクリスマス時期に出回っているという「価値」が売りですが、今の時期の佐賀県産アスパラは、「価値」よりも「おいしさ」。先端が締まり紫色に色づいているアスパラは、寒さに当たって糖分が増した甘みの強さの証です！

熊本県JAあしきたの「葉付き新タマネギ」は、水にさらさずそのまま食べても辛みが少ない今だけの旬の味わいです。

玉の部分をサラダにして葉は捨ててしまいがちですが、じつは葉も炒めておいしくお召し上がりいただけます！
同時に２品のおかずを作ることができ、「冷」と「温」で春を味わうことができますよ。

横浜水信で販売している香川県産「ブロッコリー」は、房が分厚く、茎が長く、切れ目もきれい！

房を見ると、紫がかっていますが、これはおいしさの証です。

愛知県JAあいち知多の「カリフラワー」は、葉がついている根元までぎっしりと房が詰まっています。

横浜中央卸売市場の仲卸業者が「葉の下まで房がついているものはなかなかない」と話す別格「カリフラワー」です。

「持ってみるとどっしりと重いので、良さがわかる。食べてなおさら良さがわかる」と仲卸業者。さっと茹でるか、水に通して電子レンジで加熱すると、果肉の厚みや甘さをより感じられます。

神奈川県・三浦地区の「春大根」は水分がたっぷり！

冬大根と違って煮るよりも生のまま食感をお楽しみいただくのがおすすめです！

大根を輪切りにすると断面にスのようなものが見えますが、これは水分量が多い証なんですよ。

生食向きの甘い「春キャベツ」。現在は愛知県・渥美半島産を販売しています。３月下旬ごろからは神奈川県・三浦地区産に切り替わります！

神奈川で生まれ、神奈川だけで栽培されている「かながわブランド」の「湘南ゴールド」。これが出回ると、横浜水信のバイヤーは「春が来たなあ」と感じるそうです。

手で皮を剥くことができ、華やかな香りが広がります。
黄色い見た目は酸っぱそうに見えますが、酸味が少なく上品な甘さ。バイヤーによると、「冷やすとより一層おいしい」そうです。

グリンピースの季節がやってまいりました！

これからさまざまなグリンピースが出回りますが、特に味が良い鹿児島県産「豆こぞう」が食べられるのは今だけです！

はちきれんばかりの鞘に入った実は、ツヤツヤでプリプリ。甘くて皮がやわらかな、やさしい春の味わいです。